家庭でも育てられるのが、古酒の大きな魅力のひとつです。
しかも100年古酒を育てることも夢ではありません。実際、戦前の沖縄には100年、200年といった長期にわたって育てられてきた古酒があったといいます。
こんなに長期間にわたって熟成させられるのは「仕次ぎ」と呼ばれる独特の方法があるからです。
「仕次ぎ」というのは、一番甕にもっとも古い酒(親酒)を入れ、二番甕にその次に古い酒、最後の甕には新酒を入れる。親酒をくみ出した甕には二番甕から同量の酒を注ぎ足し、二番甕にも同量の酒を三番甕から補充するという方法です。
これは甕などで寝かせている古酒に、ときどき新しい元気な泡盛を注ぎ足してお酒に元気を取り戻させる方法で、琉球王朝時代から続く伝統的なものです。
このやり方は、世界的に見ても、泡盛とシェリー酒にしか見られないめずらしい熟成方法です。
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